食材のご紹介
宮崎県 島野浦 古谷水産
知る人ぞ知る宮崎県北の離島「島野浦」は、延岡市浦城町から北東へ約6㎞、高速艇ならわずか10分の場所にあります。現在の町名は「延岡市島浦町」。地元の人は親しみを込めて「しまんだ」と呼びます。
豊後水道と日向灘に挟まれた、潮の流れのはやい全国でも有数の好漁場。島の周囲は15km。リアス式海岸に囲まれ綺麗な海食トンネルがあります。また、沖合ではオオスリバチサンゴやテーブルサンゴが群生し、綺麗な海が広がっています。昔から漁業が盛んな島で「いわしの舞う島」と呼ばれており、流れの早い海流に恵まれているだけでなく、起伏に富んだ地形によって餌となる生物が豊富に発生するため、身が十分に引き締まっていながらも、程よく太った魚が育つので、年間を通して豊富な魚種が育まれています。
そんな島の沖合、深めの位置に定置網をはる漁師が古谷哲啓氏。宮崎の離島を朝泳いでいた魚が、夕方には東京のお店で食べられる「Dayゼロ流通」の実現のために早朝(深夜?)二時には出航するという気概をもった九州男児です。「喜んでもらえるんじゃったら、オイはそれでえぇとよ」島野浦弁にも心が和みます。